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【ウェルトオブイストリア】当時は斬新!?マルチストーリーで恋も冒険も

ども、巴です。

シュミュレーション大好きで定評のある(?)私が唯一クリアしたRPGの中の一つ。

ウェルトオブイストリアについて紹介していきます。

目次

ウェルトオブイストリアとは

『ウェルトオブ・イストリア』は、1999年2月25日に初めてPlayStation®で発売されたロールプレイングゲーム(RPG)です。

中世ファンタジー風の世界「イストリア」を舞台にしたこのゲームは、高い自由度と多様な選択肢でプレイヤーを魅了しました。
フリーシナリオシステムを採用しており、プレイヤーの選択によって物語が進行するマルチエンディング。

キャラクターメイキング機能が充実しており、名前、職業、体型、髪型、装備、能力値を自由に設定することができます。

システム

ゲーム情報
  • ウェルトオブイストリア
  • ジャンル:RPG
  • プレイ人数:1人
  • 発売元:ハドソン
  • 発売日:1999年
  • 機器:初代プレイステーション
  • ゲームアーカイブス:有

設定がしっかりしているのにグラフィックが荒い

全ては、『無』より始まらん。
はじめに『光』ありて、
光は『至高神シュラルディーン』に。
いずこよりか呼応し、『影』現われ
影は『暗黒神ロキフェルン』に。
やがて、交わるところより
赤と青の輝き、現れり。
赤は『暁の女神エスティアナ』
青は『夕闇の神ヴァランツァイネ』
二神となりて、神々が席に名を連ぬ。
神々、静かなる心のままに
己が力の試しによりて創造す。
原初の大地と
そして、数多の命を。
されど、それぞれの心の内、
大きく異なりて
ロキフェルン『魔』を創造し
三神創りし『ひと』を脅かさん。
それぞれが創りし、存在相容れず。
やがて神の争い、生まれ出づるなり。
神々の争い、原初の大地を汚し
世界、ことごとく死滅せしむる。
されど、三神の力によりて
守られし唯一の大地あり
名を・・・・

引用元:伝承の英雄「ウエルトオブイストリア」

ということで、ムービーが終わるといきなりキャラメイクが始まります。

今では当たり前になったキャラクタークリエイトが可能だったこのゲーム。当時はこれ斬新でしたね!

  • 名前
  • 性別
  • 年齢
  • 誕生日
  • 利き腕
  • 身長
  • 体重
  • 髪型
  • 髪色
  • 服の色
  • ステータス

などなど、かなり細かな設定をしながら主人公を作成していくのですが、いかんせんグラフィックがポリゴンすぎ!(笑

この感じ、FF7を彷彿とさせる・・・

ポリゴンすぎるグラフィック
プレイステーションより

私は当時自分の身長と体重を打ち込んで第二の自分を作ってました(笑

更に、細かなステータスも設定できます。

  • 精神力
  • 記憶力
  • 思考力
  • 器用度
  • 敏捷性
  • 筋力
  • 耐久力
  • 知覚力

正直、どれがどうなるか全くわからない状態で感覚で振っていきます。スタート年齢は9歳。若い!

設定の細かさは冒険が始まってからも顕在で、装備を購入した際に色の設定ができ、それにより呼び名が変わります。

「白の〇〇」「真紅の〇〇」みたいな呼ばれ方をします。

私はすべての防具を水色に統一していたよ!

ドラクエなどで防具によってかっこよさが上がったりしますけど、防具の色で呼び名が変わったり好きな色に染められたりする機能ってRPGではあまり見ないですよね。

もっと評価されてもいいのにー!誰も知らないマイナーゲームなのが残念。

エンディングはなんと11種類!

キャラメイクが終わると導入ストーリーがあり、メインの街から物語は始まります。

冒険者ギルドに登録し「冒険者」として認められると掲示板から依頼を受けたり、適当に街の人に話しかけるとシナリオが始まります。

自由度が高く、用意されたストーリーは100種類以上!ピースの組み合わせでエンディングが変わっていきます。
更にエンディングは11種類あるとのこと。

私が印象的だったのは「泣き女」というイベント。街に降り立ったらいきなり女性の嗚咽が聞こえてきてすげーびっくりした!

とはいえ、マップは非常に狭いので次何やればいいんだろう〜って迷子になることもほとんどありません。

ウェルトオブ・イストリア -攻略情報・データベース-より

街がいくつか用意されていてそこを行き来するわけですが、このゲームってお家を立てることができるのです。ファーベルのスラム街の宿屋にいるウルリッヒという人物に話しかけると自宅を持つことができ、家では家具の装飾やベッドで寝ると体力回復が可能になります。

さらに、仲良くなったNPCの家でも自宅同様回復することができ、パートナーは主人公が帰ってくるのを健気に待っています(笑

街には老若男女歩いていますが、一定の年齢以上であれば誰でも恋愛対象となり、何度か話しかけて親密度を上げると相手の自宅に入れたりデートができるようになるのです。

帰宅してベッドで休むと、パートナーが枕元に立って「おまえが家にいる時は俺が守ってやるんだ」みたいなセリフを言ってくれますよ(笑

しかも「すべての拠点にパートナーがいる」という二股ならぬ何股もの状態も可能です。

主人公を疑いもせず、ただ純粋に帰宅を待つパートナー達が愛しい

仲間が死ぬと本当に死ぬ

ファイヤーエムブレムのように、仲間は冒険中に死亡すると復活はしません。

戦闘
プレイステーションより

よく一緒にいた仲間を失うと、本当にショックを受けます。
夕闇の僧侶 ミュー=マイヤーとかは最後まで一緒だった気がする・・・

戦闘は一人だと厳しいけど仲間がいれば楽勝レベルで、戦闘後は自動回復するのでRPGで言えば初心者向けですね。敵も他のRPGに比べてもシンリュウみたいな圧倒的ボス!っていうものは存在していません。

戦闘後はポイントを振り分けることができ、これもまた自分好みに育成することが可能です。魔法を強くしたり、剣に生きたりとこれもまた自由なのです。

ウェルトオブイストリアのまとめ

この作品、今所見でプレイしたら「ヴァルハラナイツ」の劣化版みたいな印象を持つかも知れません。

ですが、思い出してください。発売されたのは1999年です。

各レビューをみても「フルリメイクしたら大化けするゲーム」と期待が高い作品ですが、リメイクはまぁないでしょうね(笑

コンセプトは良いんだけどいかんせんグラフィックがなー!!っていう非常に惜しいゲームです。私は好きですけど。

▼ウェルトオブイストリアについてラジオトーク

ゲームフリークスラジオ
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この記事を書いた人

tomoeのアバター tomoe シュミレーション大好きレベル上げ苦手女子

本拠地のギルドマスター巴です。姉妹だったため小学生の頃はゲームボーイしかプレイできず、友達の家でスーファミプレイの日々でした。高校生になってから自分でPSを購入し、アレコレ手を出します。好きなのはシュミレーションゲーム、苦手なのはレベル上げが必要なRPG。最も好きなゲームは幻想水滸伝、ワーネバ。

コメント

コメント一覧 (10件)

  • 初めまして。久々に検索していたらtomoe様のブログがヒットしました。
    懐かしいです。隠しED含め、ディスク版もアーカイブスも両方攻略しました。
    自由度が高くて楽しいRPGでしたね。FFやドラクエぐらいのヒットをしていたら、今頃リメイク版が出ていたでしょう。
    ラシュアの町のシナリオは基本的にリヒャルト坊ちゃんが関わっています。あのキャラが実に濃い。
    ファンの間ではリヒャルト坊ちゃんと聖騎士ヴォルドの人気が高いですね。
    結婚エンディングに2・3回挑戦しましたが、毎回ファーベル商店街のサワーさん(東側パティアルさんの隣の家にいる水色の服を着た女性)と結婚してました。
    他の女性も魅力的な人が多いですが、最終的にはいつもサワーさんを選んでいましたw 私の理想とピッタリみたいです。

    • たどり着いていただきありがとうございます。どちらも攻略とは素晴らしい(笑
      リヒャルト坊ちゃん!懐かしいー!
      久々にもう一度やりたくなってきました。私もアーカイブスでまたプレイしようかなぁ・・・

  •  初めまして。
     後輩から聞かれて情報を検索していたらtomoe様のブログを見つけました。
     8月の内容に今更で恐縮ですが、携わったソフトをお褒め頂いて有難うございます。
     主人公はプレイヤー。ちゃんとしたロールプレイをして遊んでもらいたいと言うコンセプトに生まれたのがイストです。
     結果的に制作時間が足りなくて仲間や職業を減らしシナリオも半分以下に削っています。
     本来は、3部作が前提でしたので諸般の事情で2作目以降が制作できなかったのは残念でした。
     それでも時代を経てもこうしてお褒めいただけることをとても誇りに思います。

     個人的に仲間ではアイリーン。アイテムではリヒャルトの良心が会心の出来だと思っています(笑)

    • 見つけていただきありがとうございます!
      製作側の方からコメントいただくとは思いませんで、ますます嬉しくなりました。
      本当は三部作だったんですね!続きもプレイしてみたかったです>< リヒャルトの良心!(笑 ありましたね!懐かしい!!

  • 色々と荒かったけど面白かったですよね ウェルト オブ イストリア。
    作品が続いていたらオープンワールドとかになってたかも知れませんねぇ。
    自分は方向音痴なので元々の広さくらいで充分ですが…w

    • あの頃のゲームは、荒かったりつっこみどころがあったけど面白かったなぁっていう作品が多い気がします。
      私も、マップが広すぎると迷子になって諦めてしまうのであのくらいが丁度いいですw

  • 久しぶりに検索したらこちらの記事がヒットしたので読ませていただきました。
    このゲーム、僕は大好きでした。
    僕がロープレに求めてたのはこれだ!と、当時は狂喜乱舞してました。
    プレステで一番遊んだゲームかもしれません。
    毎回メルドン(でしたっけ?)と、女魔法使い(名前忘れてた)をパーティーに入れてパワープレイしてました。
    好きすぎて友達にあげてもう一つ買った思い出があります。
    三部作構成だったとのことで、叶うならば今のグラでフルリメイク+新作をみてみたいです。

    • 検索していただきありがとうございます!
      そうなんです、当時画期的でしたよね!(興奮

      ほんと、今のグラフィックでリメイクしてほしいですよね・・・

  • 久々にPSVitaを起動したら、ウェストオブウィズトリアが入ってたので、全く記憶喪失になっていてwここにたどり着きました。めちゃくちゃポリゴン感がやはり否めないですが、当時ハマりにハマった記憶はあるのです。九州弁のメルドンがいました!
    地図がわかりやすいですね、ちょっと再開みたくなりました!

    • たどり着いていただきありがとうございます!
      久々にやってみたくなるゲームですよね。私も当時ハマったのですが、周りに話ができる人がいなかったのを覚えています(笑
      マイナーでしたが、全国にファンがいたことがわかって嬉しいです^^

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