SFCを全てクリアする!
その映えある一本目に選んだのはらんま1/2 町内激闘篇です。
らんま1/2と言えば我ら30代が男女問わず愛した作品の一つ。
スーパーファミコンとしてはかなり初期に作られた2D対戦格闘ゲームです。
今回はそのらんま1/2 町内激闘篇をガッツリじっくりレビューしていきますよ!
らんま1/2とは
らんま1/2は30代ならほぼ全ての人が一回は目に通したであろうサンデーで掲載されたコメディ格闘漫画。
主人公、早乙女 乱馬は水を被ると女になってしまうという変身体質を持っています。これは中国の呪泉郷の呪いで、その泉に落ちた者は最初に落ちたものと同じ姿になってしまうという呪いなのです。
乱馬の周りには呪泉郷に落ちてしまったキャラクターがたくさん集まり、元の姿に戻ろうとドタバタ騒動を繰り返すのです!
とまぁ、乱馬たちは呪いを受けた割に明るく、ギャグテイストでどんどん進行します。
とにかくストーリーもギャグの場合、ゴタゴタと流れることがほとんど。
一変してシリアスなシーンだと、しっかりとしたストーリーができていたり、この緩急がたまらなかったですねー。
らんま1/2のストーリーをさらに知りたい方はWikipediaでも読みましょうw
らんま1/2 町内激闘篇について
ストーリー
ある日、町内で勝ち抜き格闘戦に勝利すれば中国ご招待と書かれた記事を見つける。早速、乱馬はご町内の方々と戦う決意を固め、中国行きを目指すことに。
しかし、その中にはよく見た仲間たちの顔も紛れており…!?
ストーリーモードでは乱馬を操り登場する敵を倒していく事になります。
キャラクター
早乙女 乱馬
このゲームの主人公。水を被ると女になってしまいますが、このゲーム中ではそういう特殊効果はなく、キャラ選択するのみ。
男の姿だと攻撃力が高く、女の姿だとスピードが早くなります。
早乙女 玄馬
乱馬のお父さん。水をかぶるとパンダに変身する。今回はパンダ姿は勝ち姿のみ。
飛び道具などもあり、攻撃がトリッキー。
九能 小太刀
新体操を得意とする女性。黙っていれば美女だが、変態チックな性格。
新体操の道具を活かした攻撃でリーチが長い。
九能 帯刀
剣道を得意とする男性。このゲームには登場しないが、ヒロインのあかねが好き。小太刀のお兄さんであり、こちらも性格に難あり。
木刀を活かした攻撃で攻撃力とリーチに優れる。コンピューターだとキャラの性能を活かしきれず無能だが、やりこみプレイヤーからはリーチの長さを活かし、近寄れない&遠距離による最強キャラとなる。
風林館高校校長
乱馬たちが通う高校の校長先生。なぜかハワイの装いで、こちらも変わり者。小太刀や、帯刀のお父さん。
爆弾などを使った遠距離攻撃が得意。
シャンプー
中国の武闘民族・女傑族の少女。女の時の乱馬と同じくらいの実力者。乱馬が好き。呪泉郷の呪いにかかっており、水をかぶると猫に変身する。
素早い動きで次々と攻撃を繰り出せる。
響 良牙
乱馬が風林館高校に通う前に通っていた高校の同級生。購買部のパンを競って戦っていたが、いつも敗北し、勝手にライバル視していた。こちらも呪泉郷の呪いにかかっており、水をかぶると黒豚に変身する。
このゲームのラスボスですべての攻撃に隙がなく、攻撃力が高い上に、バンダナによる遠距離攻撃を持ち、明らかに乱馬より高いスペックの持ち主。
八宝斎(隠しキャラ)
実戦型格闘技「無差別格闘流」の創始者で118歳。乱馬に目をつけ、師弟関係となっている。下着ドロボーの常習犯で、いつも周りに迷惑をかけるが、実力は非常に高い。
このゲームではボーナスステージに登場し、殴って下着を落とさせるというミニゲームがある。隠しコマンドで操作することが可能。
コロン(隠しキャラ)
シャンプーの曾祖母で、武闘民族・女傑族の総帥。その気になれば乱馬をいともたやすく倒してしまうほどの実力の持ち主。
ゲームではボーナスステージに登場し、次々と投げてくる獲物を殴って落とすというミニゲームがある。隠しコマンドで操作することが可能。
ゲーム内容
人気コミックが元になっただけあり、対戦格闘ゲームというよりもキャラゲー色が強い印象。らんまシリーズの1作目ということもあり、非常にグラフィッククオリティが低く、全体的なボリュームもほとんどなし。サクッと楽しむ感じになっています。
ガードがLR、ジャンプがXボタンで非常に戸惑う反面、パンチボタンとキックボタン同時押しで必殺技が出るなど格闘ゲーム初心者でも楽しめるつくりになっているのは良いですね。
ストーリーモードと対戦モードの2種類がありますが、ストーリーモードは乱馬固定。隠しコマンドを入力することで他のキャラを選択できるようになります。
その他作品情報
ゲームジャンル | 2D対戦型格闘ゲーム |
---|---|
対応機種 | スーパーファミコン |
開発元 | アトリエドゥーブル、メサイヤ |
発売元 | 日本コンピュータシステム |
キャラクターデザイン | 高橋留美子 |
メディア | カートリッジ |
プレイ人数 | 1~2 |
発売日 | 1992年3月27日 |
定価 | 8,800円 |
見どころ
オープニングとエンディングのグラフィックの作り込みは非常によくできているので、そこは見ておくと良いかも。
面白いポイント
格闘ゲームのうまい下手の差がなく遊べるゲームかなと思うので、対戦で盛り上がるのも良い。
ただ、一日は持たないな〜(笑)
らんま1/2 町内激闘篇の評価
- 必殺技が非常に簡単に出せる
- サクッと手軽に遊べる
- ストーリーが短い
- ストーリーが一種類しかない
- エンディングがなぜか隠しコマンド
- ストーリーが乱馬しか選べない
- 水をかぶると…という原作を意識した作りになりきれていない
- キャラごとの性能格差がありすぎ(特に良牙がすべての点で凌駕されている)
らんま1/2 町内激闘篇の実況プレイ
スーパーファミコン実機で実況プレイしてみたのでこちらもどうぞ。
らんま1/2 町内激闘篇 はコレクター好きに!
らんま1/2 町内激闘篇をプレイしましたが、ガッツリ遊ぶというよりはらんま好きは持ってないとダメ!というようなコレクターの方に向いている感じです。
格闘ゲームであればこの後に出た2作目、3作目のほうが楽しめるとのことなので、そちらのほうを楽しみましょう。
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