ども、巴です。
私の現在の仕事の原点ともなった伝説のRPGを今日は紹介したいと思います。(言い過ぎ?)
それが、幻想水滸伝!!
プレイステーションよ、これがRPGだ!
幻想水滸伝Ⅰとは
『幻想水滸伝Ⅰ』は、コナミによって開発・発売されました。
初回の発売日は1995年12月15日です。
中国の古典小説『水滸伝』にインスパイアされたストーリーで、最大108人の仲間を集めながら、解放軍のリーダーとして帝国へと立ち向かっていきます。
システム
- ジャンル:RPG
- プレイ人数:1人
- 発売元:コナミ
- 発売日:1995年
- 機器:初代プレイステーション
- ゲームアーカイブス:有(Ⅰ&Ⅱベストセレクション)
魅力的な108人のキャラクター
赤月帝国の皇帝バルバロッサ・ルーグナーは、賢王として知られていたが11年の統治の間に豹変し、今や国民からは暴君と呼ばれていた。赤月帝国五将軍のひとりテオ・マクドールの子息である主人公は、周囲の信望と皇帝の期待を受け半ば将来を約束されていた。ある日、宮廷魔術師ウィンディに追われてボロボロの体となった親友のテッドから、27の真の紋章のひとつ『ソウルイーター』を受け継ぐ。この事で主人公は帝国に命を狙われる事となり帝国軍を離反することになる。その後、偶然にも圧政を敷く帝国軍に反旗を翻すべく結成された解放軍の存在を知った主人公は、志半ばで息絶えたリーダーの遺志を継いで解放軍を率いることを決意。トラン湖の古城に運命に導かれて集まった107人の仲間と共に赤月帝国を倒すべく戦いに身を投じる事となる。太陽暦457年。これは後世において、“門の紋章戦争”と呼ばれる戦いの物語である。
引用元:ウィキペディア「幻想水滸伝」
主人公は、上流階級の出身。故に「坊っちゃん」と呼ばれているため、もはや本名がでてこない(笑
右手にソウルイーターと呼ばれる紋章を持っており、これにより敵となった赤月帝国軍に抵抗する解放軍のリーダーとして活躍していきます。
ソウルイーターは呪いの紋章。
その力を狙うウィンディから紋章を守るため、親友である坊っちゃんにその力を継承し、丸腰の状態で自らが囮となったテッド。
初っ端の切ないシーンですね・・・
主人公はそこから解放軍のアジトにたどり着き、各地を冒険しながら仲間を集めて力を蓄えていきます。
その数なんと108人!!
めちゃ多い!でもこのキャラクターが魅力なゲームなんだよね
仲間が増えると共に拠点が成長する
通常、主人公の仲間になるパーティーは戦闘ありきですが、幻想水滸伝は違います。
物語が進むと、主人公は「本拠地」という拠点に移り住むのですが戦闘に出るのは6名。
それ以外の人達はなにをしているのかというと・・・
ちんちろりんという賭博を開いていたり、アイテムを持っていくとウィンドウ(セリフが出る部分など)の装飾を行ってくれたり、風呂の増設、からくりのスキルを生かしてエレベーターを作ってくれたりと108人が集まる頃には本拠地は4回目の改築が行われており、まぁにぎやかになっていきます(笑
タイ・ホー好きだったー!(^q^)
幻想水滸伝の面白いところが、およそ戦闘に参加しない(しても非力)非戦闘員であろう人たちも本拠地でそれぞれの力を生かして主人公を支えているというところ。
戦争により荒廃した大地を緑で埋めるのが自分の仕事だと信じている農夫、本拠地で畑を耕して野菜を作ったり、自由の色を探す絵かき、「家に帰りたい」が口癖の代筆屋・・・
表では活躍してなくても、それが戦闘力になっているという仲間の力が体感できるゲームと言ってもいいと思います。
獣の方たちも仲間にいて、ゴンとクロミミペアは可愛くてよく連れていたっけ。
戦闘が独特!大群率いてのぶつかり合いも
通常6人パーティーでの戦闘なのですが「オート」という機能があり、これにするとなんとサクッと自動で戦闘が行われます。
さらに、雑魚敵の場合は「おかね」を渡すと解決する場合もあるのです。斬新!
関連するキャラクター同士がパーティーにいる時に協力攻撃という必殺技も使えます。
コボルト攻撃かわいすぎ
また、帝国軍との争いが起こると大群を率いてのイベントが発生します。
仲間全員が1つ最大3名の「チーム」に振り分けられ、「突撃」「弓矢」「魔法」「その他」のいずれかに配属されます。これはいわゆる「ジャンケン」的な内容になっていて、うまく行けば敵側が寝返って仲間になったり逆転劇が起こったりします。
逆に、兵力が減る際に仲間の死亡判定があるのでなかなかスリリング。
さらに、主要キャラ同士の一騎打ちという展開も用意されているのです。
とはいえ、相手が「次は本気で行くぞ!」みたいなアナウンスをしてくれるのでそれに対してアクションを選択していく形。親切!
幻想水滸伝のまとめ
私でもクリアできたくらいなのでゲームの難易度は低いです。
それより何より、仲間との友情や運命に翻弄される主人公の苦悩など心くすぐる場面が多く、1は良ゲー、2は神ゲーと言われるくらい熱烈なファンが多い幻想水滸伝。
なんたって私の今の仕事のベースになったくらいだから、その影響力ったらないですね。
グラフィックはドットだし、絵がきれいなわけではないのにインパクトが強い。グレミオはじめ、キャラクターが個性的で無駄がない。と言ってもいいでしょう。
ところで、当時はわからなかったんですがクインシーやルドンなどロマサガ2に出てくる名前が幻想水滸伝にも出てくるんですよね。
これはたまたまなのか?
▼幻想水滸伝についてラジオトーク
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